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画像形式比較

JPG・PNG・WebP:どの画像形式を使うべきか

写真・イラスト・透過の必要性に応じた選び方と、Web 表示でのトレードオフを整理します。

読了 6 分

形式を間違えると、見た目は何も変わらないのにファイルサイズが 2〜3 倍になることがあります。このガイドでは代表的な 3 つの形式を整理し、毎回すばやく正しく選べるようにします。

JPEG(JPG)

JPEG は 1990 年代から Web 上の写真の標準形式です。非可逆圧縮を使い、ファイルを小さくするために一部のデータを恒久的に捨てます。

向いている用途:

  • 写真やなめらかなグラデーションのある画像

  • SNS への投稿

  • 多少の画質低下が許容できる画像

弱点:

  • 透過に対応していない

  • 非可逆で保存し直すたびに画質が少しずつ落ちる

  • 文字、線画、くっきりした輪郭には不向き

高品質の JPEG 写真は、同じ画像を PNG で保存した場合よりおおむね 5〜10 倍小さくなります。

PNG

PNG は可逆圧縮なので、デコードした画像は元の完全なコピーです。完全なアルファ透過にも対応しており、ロゴやアイコン、UI 要素には欠かせません。

向いている用途:

  • ロゴ、アイコン、輪郭のはっきりしたグラフィック

  • スクリーンショットや文字を含む画像

  • 背景を透過させたい画像

  • 何度も編集して保存し直す画像

弱点:

  • 写真ではファイルが大幅に大きくなる(JPEG の 3〜5 倍になることも多い)

  • アニメーションには標準で対応していない(その役割は GIF や APNG)

WebP

Google が開発した WebP は、非可逆・可逆の両方の圧縮に加え、透過やアニメーションにも対応しています。同じ画質なら JPEG や PNG より常に小さなファイルになります。

向いている用途:

  • できるだけ小さなファイルにしたい Web 公開

  • 画質と透過の両方が必要な画像

  • PWA やパフォーマンス重視のサイト

弱点:

  • ごく古いブラウザでは表示できない(それでも世界の対応率は 97% 超)

  • 一部のデスクトップ用ビューアや編集ソフトでは対応が限定的

  • 印刷のワークフローではまだ受け入れられにくい

比較表

| 項目 | JPEG | PNG | WebP |
|---|---|---|---|
| 圧縮 | 非可逆 | 可逆 | 両方 |
| 透過 | なし | あり | あり |
| アニメーション | なし | なし | あり |
| 最適な用途 | 写真 | グラフィック | 両方 |
| 相対的なサイズ | 小 | 大 | 最小 |
| ブラウザ対応 | ほぼすべて | ほぼすべて | 97% 以上 |

選び方

シンプルな判断の流れです。

  1. 写真ですか? 品質 80 の JPEG、または閲覧者の環境が対応していれば WebP。
  2. 透過が必要ですか? 互換性重視なら PNG、軽さ重視なら WebP。
  3. ロゴ、アイコン、スクリーンショットですか? PNG。
  4. Web の表示速度を最適化したいですか? WebP を使い、JPEG を代替として用意する。

形式を変換する

画像の形式が合っていなければ、変換は簡単です。ZapFile の画像変換はこれらの形式に対応し、すべてブラウザ内で処理します。アップロードも待ち時間もサイズ制限もありません。

変換後にZapFile の画像圧縮で品質を微調整すれば、サイズと鮮明さのバランスを最適にできます。

まとめ

万能の「最良の形式」はありません。写真なら JPEG、くっきりしたグラフィックや透過なら PNG、そして最も軽いのは万能型の WebP です。内容と閲覧者に合った形式を選べば、いつでもベストな結果が得られます。


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